3社のブラック企業(2社は正社員)での勤務を実体感した私が感じたブラック企業あるあるをお伝えします。一般的な見分け方は常に求人募集している、四季報見て離職率が高い(3年勤続率が低い)とかがありますね。就職活動のとき少しでも気にしてもらえたらと思います。
①きれいごとが多い、聞こえのいいことしか言わない。
ブラック企業の社長や採用担当者はすごくよさげなことを言います。「信頼」「誠実」「感謝」「謙虚」「社員は家族」などを多用していたり、宗教染みた雰囲気を感じる場合が多かったです。聞こえの良い言い方しているだけで実際には搾取する宣言している場合もあります。そしてホームページや会社説明会でドラマティック仕立てなエピソード紹介があっても冷静に考えてください、だいたい盛ってますし、大変なこときついこと、非人道的エピソードは省いてます、省いているところではどうなのかを考えましょう。よく社員の人のインタビューなどありますが、登場人物はあなたではありません入社したら同じようになる可能性はほぼないです。だいたいインタビュー受けている人は会社の中で数少ないホワイトの部署の人だったり、優秀な人だったとしても退職している場合がありますw
②採用試験がゆるい、とんとん拍子に進んでいく。
高い実績、技術持ってるなどめちゃ優秀な人でない場合や新卒で就活している人の場合はふつうの会社ではとんとん拍子に採用は決まりません。だいたいエントリーシート→一次試験→二次試験→三次面接→役員面接ぐらいの流れがあります。転職活動でもきっちりした試験があります。しかしブラック企業はめちゃ楽に決まります、初めて採用担当者の人と面談したその日に「ぜひきてほしい」「力になってほしい」などと言われ次の面接には内定が出たりします。ブラックでどんどん人が辞めていき社内各部署から人くださいコールされているのでとにかく早く採用したいのです。変にほめてくる採用担当者には注意です。
③勤務時間の管理がアナログ、偽装しやすい。残業がない、少ないと言っている
私が31連勤した時の会社は手書きで勤務時間を報告する会社でした、残業したので時間を正確に書くと上司に問い詰められ、しかられます。ので定時で時間を書いてしまいその後はサービス残業をする日々でした。ほかの会社でICのタイムカードでしたが上司にカードを勝手に定時に打刻されサービス残業させるところもありました。なので下々の社員の残業がない極端に少ないと言っているところ、みなし残業にしているところも、みなしでつけているからと言って超過しても払わないところがありました。
④社員の顔色が悪い、痩せている、太っている、体調悪そう、笑顔がない
社員さんはだいたい体調悪そうです。ストレスで痩せているか太っているのどちらかになりがちみたいでいままでの務めたブラック企業の社員の人はほぼどれかに当てはまります。そして出勤したら長期休暇に入っている人が必ずいます。採用担当者だけでなく、実際に働いている人々を確認できそうならしてみたほうがいいです。
⑤給与や休日、福利厚生についてあやふや
ささっと何となく説明するだけで詳しくしてくれなかったり、質問してもあやふやな返答がかえってくる。給与や賞与が専務の気分で決まる会社にいました。同じ職種の同期で最初の給与が違ったのはびっくりで、同じ会社を受けている人との会話は大事ですね。
以上が私がブラック企業あるあるだと思った5つの点です。
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